心が重いんだ。

2007年1月9日 (´・ω・`)

今日は朝から重かった。
もやがかかったような感じ。

人身事故を起した車両に乗っていた。
突然の急ブレーキに滑る足。
なんとも思わなかったけど
流れるアナウンス。

時間が経つにつれて
何だか悲しくなっていく。
多分始業式なのか学生さんだとか
周りの人が言うのだ。

騒がしい大人げない大人。
人がどうこうなっていても
早く降りたいのに降りられないとか言う。
当然だろうけどさ・・・

動揺した車掌の声が言う
車両の下の遺体撤去作業のため、みたいな事

電車に引かれたら
体なんてバラバラになってしまうんだって。
当然だろうね、鉄の塊にスピードが乗って。
人間って脆い・・・

なんだがフラフラした足取りで
同じ電車の同僚さんと延着表を貰い。
おぼつかないモヤモヤした感じで仕事。
学生服きた高校生が
昼前から買い物してて痛い。

なんとか回復した感じで
家について母がみていたTV.

色々な難病と戦う人たちのドキュメント。
命の危機迫る生活を進んでいく。

いつか死ぬけれど
それがもっと近くて確定されている
その健気な家族の人生を見る。

その後自分を見て

どうしてこんなにちっぽけなんだろうかと
落ち込んだ。

たいした事ない自分の体に
たいした事してない自分の人生に
たいした事出来ないでいる自分の足のすくみに

情けないな、と思った。

その人の人生で
色々な負担をもって生まれる人は
それを乗り越えてまた上を目指すための
人生の障害物競走を走っているのだ

そんなことを聞いた事がある。
普通であることは裕福なのだね。
それを人とは違うと言っても
平均に近いだけで全然裕福なのだ。
しょせんちょっとしか変わらない
不自由なだけだ、怖くはない。

自分の死が近づくのは怖い
周りの人が死ぬのは怖い
知らない人が死んでも怖い

怖い物だらけだなぁ・・・

つらいという事を
世の中のつらい事の上を歩く人たちより
経験できないって事で。

そう思うと何だか
平均っていうのは損なのかな？

一つの魂が永遠輪廻するのなら
トータル損だよね(笑)
ま、わかんないけど。

とにかく
今日の一日で
記憶のかなたの「知ってるけど知らない人」に
生命についての何かを
また思いだせと言われたんだろうか。

今日はなんだか悲しい日だった。